2009年05月07日

運命の本に出会う時

子供が毎週ハマって見ている仮面ライダーディケイドなんですが、その俳優さんの声がどうしても"間違いない!"の長井の声に聞こえてしょうがないのは私だけなんでしょうか?

どうもみなさんこんにちは。GWはいかがでしたか?
冒頭に子供ネタがでたついでに、児童書についてちまちまと書いてみたいと思います(無理矢理?)。

過去記事にも載せたように、英語やり直し初期に読んでいた本は全て児童書でした。
なぜかといえば、「英語初心者→簡単な子供ものから読むべし」のような圧力を感じて(笑)
しかし…児童書って案外難しいんですよ。(ディケイドもね)
絵本で言えば「大きなやぎのがらがらどん」という有名な絵本がありますけど、これ文字も少なくて話も短いですが、文章表現が古風というか日常的でないというか…
だからこそ絵本や児童書というのは、子供の柔軟な発想力を駆り立てることで意味があるのかなと思います。
もちろん、大人でもそういったことは可能ですし、童心にかえって児童書を楽しむことができます。
しかし…私には向かないようでしたうるうる

そんな児童書修行のまっただ中のある日、図書館で見つけた1冊の本がその後の多読の方向性を劇的に変えてくれたのです。
それは…
4140350571American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan
Kay Hetherly
日本放送出版協会 2002-12

by G-Tools

これは日本人の読者の為にアメリカ人の女性が書いたエッセイです。
初めてこの本を読んだとき、「なんて英語ってシンプルでやさしい言語なんだろう!!」と心底感激したのを覚えてます。
英語を水をゴクゴク飲むように読めた感動は今でも忘れられません。
「そうか、こういう本を読めばいいんだ!!」と、まるで児童書から解放されたような気分でした。
それ以来、苦手な児童書を無理して読むのはやめて、とにかく自分が読んでいて気持ちがいいもの、を最優先して本を選ぶことにしています。
でも、それまでに10冊以上読んだ児童書修行は無駄ではなかったと思います。それがあったからこそ、エッセイに出会えた時に感動を得られたわけですから。

今回私の言いたかったことは、児童書を読むな!ということではなく、
ジャンルにとらわれず自分の好きな本を読むと楽しいよ〜くらいのことでした。
ではでは。









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